8020良い歯の長寿賞 優秀者表彰式

8020”は“ハチ・マル・二イ・マル”と読み、 「8020運動」とは“80歳になっても20本以上自分の歯を保とう”という運動です。平成元年、厚生省(現・厚生労働省)と 日本歯科医師会が提唱し、 これまで推進活動を行ってきました。

なぜ、80歳で20本という数字を掲げたのでしょう?
その理由は永久歯は28本(親知らずを除き)ありますが、このうち少なくとも20本以上自分の歯があれば、ほとんどの食物を噛みくだくことができ、おいしく食べられるからです。
つまり、 “高齢になっても20本以上自分の歯を保ちましょう” というのが、その主旨です。

鶴岡地区歯科医師会では、これまで80歳で20本の自分の歯をお持ちの方を対象に、鶴岡市・三川町・庄内町と共催で広報などを通して参加を募り、毎年表彰してきました。
審査を経て、令和5年度の「8020よい歯の長寿賞」を受賞されたのは167名の方でした。

令和5年10月29日に毛呂光一鶴岡地区歯科医師会会長が代表の3名の方のご自宅に訪問し、表彰状を手渡しました。代表の方より「元気に過ごせるのは健康な歯のおかげです」と謝辞をいただきました。

歯科医療は「食べる」「会話する」という日常の生活を送るうえで欠かせない営みを守る「生きる力を支える生活の医療」です。

気軽に相談に乗ってくれたり、指導をしてくれる 「かかりつけ歯科医」を持ち、定期的に歯の健診を受け、歯を失う原因となるむし歯や歯周病を早期に発見し、早期に治療を受けるように心がけましょう。